妊娠の症例

卵胞ができず、採卵もできない

40才 兵庫県

治療経歴=タイミング療法、体外受精

漢方服用で妊娠

妊娠時の治療内容=漢方と体外受精

患者様について

不妊歴3年。
幼少期より虚弱体質。
結婚から半年後より通院、一軒目の病院で不妊検査、タイミング療法にて1年半通院。専門病院へ転院して体外受精へ進むが、初回の周期はhCG注射で排卵したが、2周期目から卵胞ができなくなり採卵もできない。フェマーラ服用→ピル服用にて生理、という状態を繰り返している。

不妊治療歴 約2年半
治療内容 タイミング療法、体外受精
婦人科系の症状 月経周期30日、子宮筋腫、経血量少ない、生理痛、経血塊あり。
体調 女性:疲れやすい、貧血、肩こり、花粉症、頻尿、夜間尿、便秘、下痢、胃もたれ、腹部膨満感、足の冷え、多汗、感情の浮き沈み激しい。

漢方治療について

幼少から虚弱体質で、おなかが弱く、いつもどこかに不調があるとのこと。
胃腸虚弱のかたは、体調が不安定で、その時々の環境やストレスの影響を受けやすい。
カラダ全体が元気不足のため妊娠力も弱い。
まずは、月経周期の回復と快調な生理をめざします。

服用したもの 女性:桃福宝赤珠・黒珠、漢方薬2種類

漢方服用後の経過

<1ヶ月目>

久しぶりに注射しなくても、排卵しました。胃腸の状態は波がありますが食事がおいしく食べれる日が多くなりました。肩こりのため通ってた整体にも行かずに過ごせるようになりました。 体質的に虚弱で、体調も変化しやすいので、漢方薬の調合に変更します。

<2ヶ月目>

不妊治療を始めてから確認できなくなっていた排卵検査薬で、陽性反応が確認できました。これまで午後になると体力がもたず、眠くて仕方なかったですが、少し動けるようになりました。本日生理4日目ですが、量がとても少なく、2日目と3日目は生理痛のため痛み止めを飲みました。
花粉症の症状が例年に比べ、とても軽くなりました。
体力不足からの不調が解消され、少しずつ着実にお元気になられています。
夜中に起きてトイレに行くことがなくなったことで、十分な睡眠がとれていることも体調がよくなっている理由と思われます。

<4ヶ月目>

今回の排卵は18日目で、少し遅れました。
便秘と下痢を行き来しながらも、調子のよい日も増えてきました。
3日以上の便秘はなくなり、便の質も良く、おなかもスッキリしています。
夏のしんどさがなく、体がしっかりしてきた感じです。
熱がこもりやすい体質の方は、梅雨から夏にかけて湿気により、体のだるさや湿気による不調が多くなります。冷えに気を付けながら、季節の野菜や果物で余剰な熱を取り除き、軽快にお過ごしいただくようアドバイス。

<9ヶ月目>

最近、のどが渇き、軟便傾向です。生理もダラダラとキレが悪く、今回は生理前の胸のハリが強く、吐き気もありました。
忙しい生活が続いて、精神的にも緊張があるのではないでしょうか。
妊娠を意識することも大切ですが、まずは元気であることが大事ですね。
何事にも几帳面な方は、自分に対してもプレッシャーが強くなりがちですので、ゆったりとした気持ちで過ごすよう心がけましょう。

<12ヶ月目>

排卵日は15日目前後で大体安定しています。
睡眠不足だと、お腹の調子が悪い。足元が冷えやすい。
おなかの調子によって、健康状態が大きく変化しますね。体調の安定には睡眠が大切です。時間の使い方を工夫することも大切です。

<20ヶ月目>

久しぶりに病院へ行きます。一通りの検査を受けて、体外受精を考えます。
体調も安定していますので、結果に向けてご夫婦での最終段階ですね。
男性も漢方薬を服用開始。

<24ヶ月目>

ご主人は、漢方薬を飲むと体が楽だとのこと。
専門病院で体外受精に向けての講義に参加。

<27ヶ月目>

自然周期で採卵し、移植しました。
体力に不安があり、以前のホルモン療法で体調を崩されたことから、自然周期を活かした採卵だと安心ですね。
妊娠陽性判定。

妊娠までの漢方服用期間 27ヶ月
妊娠時にしていた治療内容 漢方と体外受精

その他(備考・特記事項など)

虚弱体質で体力が弱いかたは、体外受精に臨んでも体がしんどかったり、ホルモン剤などにも効果的な反応が得られなかったりする場合があります。
漢方薬で、段階的に体質強化し、体調を整えられ、最終段階からは男性も漢方薬を服用されて、ご夫婦の妊娠力が高まることにつながったのだと思います。

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